こんにちは。このサイトの管理人の「こたに」です。
当サイト「俺の電子書籍」を運営しています。
「どんなヤツがこのサイト作ってるんだ?」
と気になる方ももしかしたらおられるかな、と思ったので、この記事では執筆者である私自身のことを簡単に書いてみました。
今までに読んできた本・好きなジャンル
最初に自己紹介代わりとして、私の読書遍歴について少し書きますね。
ミステリー漫画・小説
私が小学生のころ、ちょうど『名探偵コナン』がアニメ化されていました。学校でもコナンを知らない人はいないほどの人気で、私もアニメとコミックスの単行本を毎回楽しみにしていた一人です。
コナンのいいところは、有名な探偵小説を関連して知れることだと思っています。コミックスを読んだ方なら分かると思いますが、巻末のページ(裏表紙の裏)に毎回探偵紹介が載っているんですよ。主人公のコナンもシャーロック・ホームズのファン(シャーロキアン)ですし。
そんなわけで、私が最初に出会った推理小説はホームズの『緋色の研究』でした。そこからミステリー好きになり、『四つの署名』で読書感想文書いたり、エルキュール・ポアロ、ミス・マープルなど海外の小学生向けの小説をメインに読んでいました。
その後ミステリー熱はおさまったのですが、高校生のころに島田荘司を読んでから再熱し、横溝正史(金田一耕助)や綾辻行人などのいわゆる「本格派・新本格派」を読むように。そこから手を広げて、東野幸治、宮部みゆき、伊坂幸太郎などのド定番や、子供の頃は怖くて読めなかった江戸川乱歩、大人になって味が分かる大沢在昌など、乱読してきました。
最近は殺人事件に疲れたのか「人が死なない話」が好きになりました(笑)。米澤穂信さんの〈古典部〉シリーズとか、定番ですが好きですね。
おすすめのミステリー本
『占星術殺人事件』
本格派推理小説にハマるきっかけになった本。「本文に書いてあることだけから、論理的推論で謎が解ける」フェアさに惹かれました。初見で解けたら本当に凄いと思います。
『Q.E.D -証明終了-』
「探偵マンガ」といえば『名探偵コナン』と『金田一少年の事件簿』が二大巨塔だと思いますが、個人的にはこのQ.E.Dシリーズが一番好き。作者の知見が本当に広く、数学や経済、歴史など多岐に渡っていて勉強にもなります。続編の『C.M.B森羅博物館の事件目録』もおすすめ。
心理学に関する本
心理学好きの人には有名かもしれませんが、「ゆうきゆう」って人をご存知でしょうか?
精神科医の方で、昔は(今も?)メルマガを発行していて10年前くらいから僕も読んでいて、それで心理学の面白さにハマりました。
「吊り橋効果」とか「単純接触効果」とか、そういった日常の心理学を解説してくれていて、「おお、こんなに心理学って面白いのね」と感激を受けてのめり込んでいきました。
今はどちらかというとビジネスに関する心理学が面白くてそちらが中心になっていますが、勉強すると見える世界が変わる分野のひとつだと思っています。
おすすめの心理学本
『影響力の武器』
ビジネスマンなら知っている人も多い有名な本。私自身は大学生のころに読んだのですが、10年以上経った今でもこの本の知識が役に立つことは多いです。
『ファスト&スロー』
ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンが書いた行動経済学の入門書。「人はこういうエラーを犯しやすいよ」ということが分かり、自分や他人を見る目が変わります。
『ザ・ソーシャルアニマル』
世界中の社会心理学に関する実験・考察がまとめられた本。値段は高いし分厚いしで、いきなり通読するのはレベルが高いのですが、「どうして明らかに間違っているのに、その決断をしてしまうのか」「なぜ他人に流されてしまうのか」などを考える上で非常に役に立つ本です。
最近の嗜好…女性向けマンガ
大人になるまで、マンガといえば少年・青年マンガがほとんどで、少女マンガや女性向けマンガはほとんど読んだことがありませんでした。唯一読んだのが、貸してもらった『フルーツバスケット』くらい。
ですが私も年齢を重ねるに連れていろいろなジャンルのマンガを読むようになり、それまで読んでいなかったものにも手を伸ばすようになりました。
その中で意外や意外、面白かったのが女性向けマンガ。
とくに最近発刊された作品は男性が読んでも楽しめるものが多いように思います。
(そういえば女性向けの本はリアル店舗では買いづらいので、これも電子書籍を使っていて良かった点だと思います。)
男がおすすめする女性向けマンガ
『たそがれたかこ』
私が女性マンガを読むきっかけになった一冊。「おばさん」の日常・非日常という自分とはまったく縁のない内容なのですが、生々しいリアルな描写が刺さりました。賛否両論の結末も個人的には好き。
『私の少年』
いわゆる「ショタコン」の話と言ってしまえばそれまでなのかもしれませんが、自分の知らない世界で読んでいてドキドキしました。こちらも女性の生々しい心情が描かれているのが、自分にとって新鮮でした。
管理人が実際に使っているサイト
「俺の電子書籍」では多くの電子書籍サイトを紹介しています。
好みのジャンル・何を重視するかによっておすすめするサイトは異なるので、一概に「これがいい」とは言えないのですが、私自身がメインで使っているサイトは以下の2つです。
AmazonKindleストア(ビジネス書・専門書・小説など活字書籍)
小説やビジネス書などの活字書籍は、今はほとんどAmazon Kindleで買っています。
ちなみにKindle端末はKindle Oasisです。前はVoyageを使っていたのですが、Oasisに変えていろいろと使い勝手が良くなりました。
小説やビジネス書・活字の書籍はほぼすべてKindleです。検索機能・マーカー・メモ・ブックマーク・他のアプリとの連携(evernote)など、現在の電子書籍サイトの中では最強の利便性だと思っています。
またマルチデバイスで使えるのも便利で、スマホアプリ版・PCアプリ版・Kindle端末の全部をまんべんなく使っている感じです。
eBookJapan(マンガ)
eBookJapanはマンガに関しては最高のサイトだと思っています。
Kindleはマンガと相性が悪い(Kindle端末だと白黒でしか読めない、割引率が低いなど)こともあって、マンガはほぼすべてこちらで買っています。
その他の電子書籍サイト
Kindle、eBookJapan以外にも、セールや大幅な割引のときにFANZAやコミックシーモアを利用する場合もあります。
ただあくまでメインは上記2つです。
このサイトを作った理由(本音)
本が好きだから。
「サイトを作った理由」というと、よく「訪問者のお役に立ちたくて…」とか「私の○○という資格・経験を生かして…」など書いてあることが多いと思います。
そういう気持ちもないわけではないのですが、このサイトを作った一番の理由は、ただ単純に本が好きだからです。
というかこんなサイトを作っていて何なのですが、昔は電子書籍って邪道だと思っていました(笑)
私は以前、ブックオフや大学の生協の書店でアルバイトしていたこともあって紙の本に触れる機会も多く、また学生の頃はとくに読書量が増えて4年で1,000冊以上は紙の本を読んでいました。
(お金なかったので、ほとんどブックオフで買った中古本でしたが)
それだけ紙の本に親しんでいたので、電子書籍が流行りだした当初も「何か違うな…」と思ってたんですね。
ですが実際に使ってみると、それまでの自分の読書スタイル・ライフスタイルがまったく変わってしまうほどの変化がありました。
ガイドブックとして…
2018年現在、スマートフォンだけでも概算で1100万人以上が有料の電子書籍サイトを使っていると言われています。
ですが肝心の電子書籍サイトの方はまだまだサービスが安定しているとは思えません。
実際、ここ数年で20以上ものサイトが閉鎖されてしまいました。
また残っているサイトもサービス内容・機能がバラバラなことが多く、どこの電子書店も「日本最大の電子書店!」など抽象的な物言いをしているので実態が分かりにくいという面もあります。
先ほど「本が好きだから」と書きましたが、私の場合、本との出会いによって人生の様々な選択が変わったと感じています。
そして現在のように、電子書籍が広まることで何かが変わる人もいるんじゃないかな、と思っています。
紙の本だけだった時代よりも、出会える本の種類・ジャンルは間違いなく変わっているはずです。実際、私も電子書籍がなかったら、上で書いたように「女性向けマンガ」は読んでいなかったでしょう。
このサイトは、あくまでスタートとしては自分の好きなことだから書いているだけなのですが、結果的にガイドブックとして機能して、良いサイト・良い本と出会えるきっかけになれたのなら、とてもうれしく思います。