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dブックの評判|使って分かったメリット・デメリット【辛口レビュー】

更新日:

NTTドコモの運営するdブック。2010年にスタートしたストアです。

ドコモユーザーなら馴染みのあるストアかもしれませんが「実際にdブックを使ったことがないのでよく分からない」という方も多いと思います。

そこでこの記事では、20以上の電子書店を試した管理人がdブックを使って分かったメリット・デメリットを両方とも本音で書きました。(本音で書いた結果、かなり辛口になりました。。)

また他の大手ストアとの比較も行いましたので、dブックに興味がある方はぜひ、利用の参考にされてみて下さい。

公式サイト:dブック

dブックを使って感じたメリット

dポイントが貯まる・使える

dブックでは、dポイントを貯めたり使ったりできます。dポイントは、通販や旅行、音楽のダウンロードなどができる「dマーケット」で共通して使えるポイントです。

購入金額の1%(ランクによって変動)が還元され、貯まったポイントは1ポイント=1円として使えます。

dブック毎日くじでポイントがもらえる

dブックでは「毎日くじ」を1日1回引けます。

引くにはメルマガ登録が必要ですが、一度登録すれば後は毎日チャンレンジ出来ます。最高で100ポイントをゲット。

※ただし結構シビアです。管理人の場合は「ハズレ」で0ポイントの日も多かったです。。何かのポイントやクーポンが絶対に欲しいなら、BookLive!のクーポンガチャの方が100%何か当たるのでいいかもしれません。

新規登録で30%ポイントバック+2ヶ月目もお得

これはかなりお得。

はじめてdブックで買い物すると、金額の30%分がdポイントで返ってきます。とくに手続きも必要なく初回は必ずもらえるキャンペーンです。

さらに他のサイトではあまり見かけない「翌月も購入金額の20%がポイントバック」されるというボーナスも付いてきます。

このおかげでdブックの初回特典は他サイトと比べてもかなり優遇されていると言えます。

ドコモユーザー以外も利用できる

2014年の2月からdocomoIDがキャリアフリーになったため、auやソフトバンクのユーザーでもdブックが使えるようになりました。「dブック」という名前ですが携帯キャリア関係なく利用可能です。

またそもそもドコモユーザーの方は、ユーザー登録やクレジットカード登録の手間がなくカンタンに利用できます。

dブック限定の無料作品・先行配信作品がある

他のサイトでは実施されていない限定無料配信や、先行配信があります。

ちょくちょく更新されるので、たまにチェックしてみると以外な有名タイトルが無料配信されていることもあるかもしれません。→無料作品・先行配信作品はこちらでチェックできます

余談ですが、2016年8月に人工知能(AI)が書いた小説「賢人降臨」がdブックで独占配信されて話題になりました。(現在は残念ながら配信終了しています)

ドコモが運営している安心感

近年は電子書籍ストアが乱立しすぎて閉鎖されたストアも多いです。

ですが、今のところは携帯3大キャリアのau・ソフトバンク・ドコモが運営しているストアは上手く運営されています。やはり携帯ユーザーが気軽に使えるため、人気が高くなるようです。

電子書籍ストアは閉鎖の危険性があるため、継続して運営されている事実は安心感にもつながりますね。

ちなみに3大キャリアはそれぞれ、

を運営しています。(「dブック」と「dマガジン」の違いはこちらで解説しています

 

dブックの本音デメリット

少女・女性コミック以外のジャンルは、どれも取り扱いが少ない

他の電子書籍レビューサイトで「dブックは取り扱い数が多い」という記述を見かけたのですが、ズバリ間違いです。(調べずに書いているのだと思います)

dブックは「少女コミック・女性コミック」以外の取り扱い数は、他のサイトに比べて明確に少ないです。以下は各ジャンルの取り扱い数をeBookJapanBookLive!と比較した表です。(赤字は3つの中での最大値。2018年9月30日時点のタイトル数)

ジャンル/ストアdブックebookJapanBookLive!
  少年コミック687078147448
  少女コミック157341472610983
  青年コミック144451681116171
  女性コミック17719813019761
  BLコミック28401445315010
  TLコミック603935110949
  アダルトコミック取扱なし1964015495
  ビジネス・実用書649189491894207
  小説(ハーレクイン/官能小説含む)697617723450020

eBookJapan、BookLive!ともに国内の大手ストアで、とくにマンガの取り扱い数はどちらも最大級です。そういったストアと比べると、dブックは取り扱いタイトル数が少ないのが分かると思います。

とくにTL(ティーンズラブ)・BL(ボーイズラブ)コミックに関しては、平均よりかなり少なめなので、TL・BLジャンルをメインに読む方は別のストアを検討した方がよいかもしれません。

※なお同じタイトルでも別ジャンルに含まれていることがあるため、一概に比較することはできませんが、dブックの場合は全体的に明らかに取り扱い数が少ないことが分かっています

なおコミックの取り扱いが多いおすすめの電子コミックサイトは以下の記事にまとめていますので、参考にしてみてください↓

電子コミックサイトを24コ全部試しておすすめ比較!漫画ストアまとめ一覧【保存版】

すぐにオススメサイトを見たい方はこちら   「電子コミックのサイト、多すぎてどこが良いのか ...

続きを見る

アダルト作品は一切取り扱いなし

先ほどの表にも書きましたが、dブックではアダルト作品を一切取り扱っていません。

TL・BLや、青年コミックの一部にある「ソフトなアダルトコミック」は多少ありますが、完全なアダルトコミックはまったく取扱がありません。

MacPCは非対応

MacBook AirなどのAppleのパソコンにはサイト自体が対応していません。

購入や閲覧は、今のところ一切不可です。

スマホ・タブレット専用作品はPCで読めない

dブックには「スマートフォン・タブレット専用作品」があり、該当作品はパソコン(Windows)で読むことができません。

なおパソコン版はそもそもアプリに非対応なので、パソコンに本を保存することも不可です。

「カートに入れる」がない

すごく不便だと感じた点です。

Amazonや楽天でおなじみの「カートに入れる」機能がありません。(というか「カート」がありません)

このため、同じシリーズの作品ならまとめて購入できるのですが、別のシリーズの本を一緒に買えません(たとえば「ワンピース」と「ドラゴンボール」を一緒に買うのは不可)

複数冊まとめて買いたいときに何回も決済しなくてはならず、不便です。なんでこんな仕様にしたのでしょうか…

ポイントを一部だけ使うことができない

ポイントと他の支払方法を併用することができません。

たとえば、500円の本で100円分をポイントで払い、残りの400円分をクレジットカードで払うといった買い方ができない仕様です。

500円の本を買うなら、500ポイント以上持っていないとポイントが使えません。

他ストアではポイントと他の支払いが併用できることも多いため、やはり使いにくさの一因となっています。

アプリで立ち読みする場合、毎回メルマガ登録を促される

書籍の場合、アプリを使ってサンプルを読めるのですが、毎回メルマガの登録に最初からチェックが入っています。

チェックを外せばメルマガを取らずに済むのですが、まるで楽天のように何度もメルマガ登録のチェックを外さなければいけないのはハッキリいって面倒。

またメリットで紹介した「毎日くじ」を引く場合は、メルマガ登録が必須となります。

ビューアの機能が最低限しかない

dブックには専用のビューアアプリがあります。が、このビューアの機能が明らかに少ないです。

先ほどの取り扱い数比較と同様にeBookJapanBookLive!と比較した表が以下になります。

機能/ストアdブックebookJapanBookLive!
ズーム
しおり
自動ページ送り××
目次
読書しながら
ダウンロード
××
明るさ調節×
本文検索×
マーカー×
メモ書き込み××

dブックにあるのは最も基本的な「ズーム」「目次」「しおり」くらいです。「明るさ調節」「マーカー」などの多くのビューアに搭載されている機能がなく、本当に最低限のビューアという印象です。

 

dブックのデメリットまとめ

dブックは悪いサイトではないのですが、使い勝手・品ぞろえ・アダルトの取り扱いの面など、他と比べるとデメリットも少なくありません。

とくに「品ぞろえの少なさ」は私が使ってみて大きく不便だなと感じた部分です。

逆に「使い勝手が良い」「品ぞろえが豊富」「アダルトの取り扱いがある」などの条件を満たした電子書籍サイトは以下の記事でまとめていますので、そういった電子書籍サイトを見つけたい場合は見てみてください→おすすめの電子書籍サイト総まとめ

 

dブックのサイト情報

基本情報

dブック 
運営会社株式会社NTTドコモ
サービス開始年2010年12月
登録に必要な情報メールアドレス・氏名・性別・生年月日
メールマガジンあり(解除可能だが、毎日くじを引く場合は登録必須)
料金制度1巻もしくは1話ごとの購入
SSL(サイトセキュリティ)トップページなどは非対応
決済画面のみ対応
機種変更時の引き継ぎ可能(購入した作品を引き続き閲覧できる)

支払い方法

  • クレジットカード(VISA、Master、JCB、AMEX)
  • ドコモケータイ払い
  • dポイント
  • dコイン
  • ドコモ口座払い

※ドコモケータイ払い、ドコモ口座払いは携帯キャリアがドコモを使っている方のみ利用できます

対応端末・利用可能台数

以下の対応端末の中で、1アカウント5台まで本棚や購入情報を共有できます。

  • Windowsパソコン(アプリ非対応)
  • iPhone/iPad/iPod Touch
  • Andoridスマートフォン/タブレット

※Windowsのパソコンはサイトの利用、本の購入はできますが、スマートフォン・タブレット専用作品を閲覧することができません

 

dブックと他サイトとの比較

eBookJapanとの比較

取り扱いタイトル数の比較や、アプリ機能の比較で見た通り、dブックに比べて品ぞろえや機能面でかなり勝っているストアのひとつです。

dブックの強みであるポイントの多さや、女性向けマンガの多さでは勝負できていますが、それ以外は…うーん、というのが本音です。→eBookJapanを使ってわかったメリット・デメリットと口コミ

BookLive!との比較

eBookJapanと同じく、国内の最大手電子書籍ストア。とくにTL・BLコミックの品ぞろえが豊富です。

dブックはTL・BLの取り扱いが非常に少ないため、正直いってこのジャンルを読むならBookLive!などの別ストアを使うのをオススメします。→BookLive!の評価と評判|4つのデメリットと口コミは要チェック

dマガジンとの比較・違い

「dマガジン」は「dブック」と名前が似ているため勘違いする方も多いのですが、ドコモが運営する別のストアです。

違いをカンタンに言うと、

  • dブック→マンガ・雑誌・書籍すべて取り扱い。単品購入
  • dマガジン→雑誌のみ取り扱い。読み放題

という違いがあります。

dマガジンは200誌以上の雑誌を税込432円で読める上、初回は31日間無料というお得なストアなので、多くの雑誌をチェックしたいという方は一度体験してみると良いかもしれません。→dマガジンについてはこちら

 

dブックのレビューまとめ(5点満点で評価)

料金・キャンペーン(4.5点)

dマーケット全体で使えるポイントや、各種キャンペーン、毎日くじなど、料金面でお得な要素は多いです。

品ぞろえ(2.5点)

単刀直入に言って品ぞろえは良くないです。「なるべく多くの蔵書があるストアを使いたい!」という方であれば、他を検討したほうが良いと思います。

使い勝手(3.0点)

決して使い勝手が悪いわけではないのですが、他と比較するとビューアなどの機能面で足りない部分が目立ちます。

安全性(4.5点)

ドコモが運営していることからサイト自体が怪しいといったことはなく、安心して利用できると思います。欲を言えば、決済画面以外はグーグルが推奨するSSL(暗号化通信)に対応していないことくらい。

総合評価(3.5点)

メリットで3つも取り上げたように、ポイントや料金面ではかなりお得度の高いストアです。

とくにdマーケットを普段から使っている方であれば、音楽やショッピングにもdポイントを使えるためdブックを使うメリットは大きいでしょう。

逆に、再三書いた通り「品ぞろえ」「使い勝手」は今ひとつです。自分の読みたいジャンルの作品数や、機能面を重視される方は、よく検討された方が良いかと思います。

公式サイト:dブック

 

使ってみて分かった、本当に優良なサイト

eBookJapan:マンガを読む方にもっともおすすめ

会員数160万人以上、ヤフーの子会社が運営するサイトです。

とにかくマンガの充実度とキャンペーンが凄まじく、マンガ中心の方なら一番おすすめ。

2016年のインプレス総合研究所で行われた満足度調査では、全サイト中で1位にもなりました。

AmazonKindleストア:小説や実用書ならココ!

日本でのシェア1位のKindle。

ビジネス書や専門書、小説など「活字」の書籍ならKindleがベストでしょう。

アプリも全文検索やハイライトなど機能が非常に優れています。

FANZA(DMM)電子書籍:オトナ向け作品にめっぽう強い

男性ならご存じFANZA(旧DMMアダルト)が運営するストア。

オトナ向けのジャンルが非常に充実しているのが特徴。他のストアでは取り扱いが少ない同人誌も扱っています。

また大型連休には人気作品が半額で買えるセールを行っているのも魅力。

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